3年後の風景
玄関先や車の窓から見える春の芽吹きを
コロナ禍の3年間はあまり目を留めることがなかった。
どこか非常事態な気分だったからかもしれない。
僕たち昭和40年代に育った世代は、本当に幸せだった。
戦争にも巻き込まれず、好景気の中で、物・質両面でいろいろと恵まれていた。
だから、50代になった今、
ふと立ち止まると、自分を取り巻く過酷な社会環境におののく時がある。
恵まれた社会で育ってきた自分が、
人の役に立てるのか、困っている人の力になれるのか、
不自由なく生きてきた自分の言葉が、
人の心を揺さぶれるのか、悩んでいる人の心に響くのか、
まだ自信はないけれど、
今、自分の目の前にいる人のことをだけを真剣に考えよう。
来る日も来る日も。
それが自分の生きる意味だと信じて。
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